コラム第一回

超高速回転している地球
毎日おだやかに、淡々と暮らしている地球。
このボールが実は暗黒の無重力空間に浮かんでいる姿を想像されたことがありますか。
近年は宇宙ステーションから撮られた映像をしばしば見せられるので、事実として確かめることができます。
ただ、虚空に浮遊しているだけでなく、体感不可能な速度で回る三重、四重の回転に乗っているのです。
地球が自転し、公転していることは誰でも知っています。問題はその速度です。自転は毎秒464m(マッハ1.36)、公転は毎秒30Km(マッハ88.23)です。何故振り落とされることなく”静止”していられるのでしょうか。
回転運動はこれだけではなく、太陽系が属している銀河系は毎秒200Kmで回っており、さらに宇宙そのものが毎秒600Kmで回転しているそうです。誰がどうやってこんなとてつもないことを確かめたのでしょうか。
暗黒空間に浮かび、人間の感覚では感得不可能な速度で137億年前(ビッグバン)から始まって、今後さらに50億年(太陽が燃え尽きるまで)も回転し続ける地球の存在意義とは何なんでしょうか。
その地球にへばりついている我らとは?
そう考えると日々の苦労など問題にすることが滑稽に思われませんか。
人間は性別や人種を問わず誰とでも、仲良く、楽しく、助け合っていかざるを得ない
星の上に生かされている存在なのです。どなたさまも、これからもよろしくお願いいたします。